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ミッション

中小企業の存続と経営移行の現場には、それを記述する言葉が求められている。ISMASは、中小企業M&Aと事業承継の実務と研究に立脚し、既存の制度や理論では十分に捉えられてこなかった事実と構造を可視化し、新たな概念の提示と理論構築を進める。その成果を、実務と学術の双方に資する知として公開する。

なぜこの研究所が必要なのか

中小企業M&Aの件数は拡大を続け、事業承継の選択肢としての位置づけも定着しつつある。支援制度の整備も進んでいる。

しかし、法人の大多数を占める中小企業のM&Aと事業承継について、何が起きているのかを体系的に記述した研究の蓄積はほとんどない。上場企業のM&A理論は充実しているが、その前提は全法人のごく一部にしか当てはまらない。中小企業研究のなかでも、年商数十億円の比較的規模の大きい企業や再生案件、100年企業といった特殊事例が研究の中心であり、年商1,500万円を中央値とする大多数の中小企業の現実を記述する言葉は、作られてこなかった。

ISMASは、この空白に正面から取り組むために設立された。20年以上にわたる実務の蓄積を出発点とし、現場から理論を構築し、制度の改善に資する知見を提示する。

法人の経緯

前身は一般社団法人日本M&A検定協会(2020年設立)である。民間資格制度の創設を起点としたが、その後の制度環境の変化と実務知見の蓄積を踏まえ、研究基盤の整備へ軸足を移した。2025年より学術研究活動を本格化し、2026年4月に中小企業M&A研究所へ名称変更した。

独立性について

ISMASの研究対象には、M&A仲介業の実践や制度運用も含まれる。研究の信頼性を保つため、研究対象と利害関係を持つ事業者の資金に依存しない運営を採る。政府機関や特定の金融グループにも属さない。

法人概要

法人名一般社団法人 中小企業M&A研究所
英語名Institute for SME M&A Studies(ISMAS)
設立2020年6月(一般社団法人日本M&A検定協会として)
名称変更2026年4月
所在地愛知県名古屋市中区栄三丁目2番3号 名古屋日興證券ビル6階

資金と運営

ISMASは、会費および自己資金を基礎として運営する。