蒲 鉄雄
一般社団法人 中小企業M&A研究所 代表理事
アドバイザリー株式会社 代表取締役
専門領域
中小企業M&A、事業承継、買収後過程の経営移行、M&Aアドバイザー実務、制度運用、政策評価
背景
中小企業M&Aの実務に20年以上携わり、200件超の取引を支援してきた。売り手側・買い手側の双方の立場から、探索から経営移行までの全過程に関与してきた。
その過程で、既存の理論や制度記述では捉えられない現象が繰り返し現れることに直面した。制度が想定する手順と現場で必要な判断の順序がずれる。買い手が財務条件ではなく「この事業を自分が引き受けられるか」を軸に判断する。法的なクロージング後に、誰に何を聞けばよいのか分からないまま経営が推移する期間がある。これらの現象を記述する言葉がないことが、研究の出発点となった。
中小企業M&Aを大企業M&Aの縮小版としてではなく、固有の制度運用と組織過程をもつ領域として捉え、新概念の提示と理論構築を進めている。
学会発表
「100年企業にみるケア関係の継承設計——ケア倫理に基づく事業承継の再構成と制度翻訳」
「中小企業M&Aにおける組織の〈間〉——リミナリティ概念の組織レベルへの拡張と、存続/死の二値を超える移行過程の記述」
「企業家が事業を引き受けるということ——第三者承継の理論構築」
投稿論文(査読中)
「事業承継支援における制度翻訳理論——ケア倫理を媒介とした運用順序の再設計」
「買い手の企業家的関与の起動——了解可能性ゲート理論(CGTE)」
「政策評価における帰結選択性——M&A支援事業の不成約はなぜ成果に計上されないのか」
主要著作
蒲 鉄雄『動物病院の未来を拓く M&Aの手法とポイント』緑書房、2016年。
主な対外活動
第2回事業承継セミナー(2026年2月6日、名古屋市・愛知県事業承継・引継ぎ支援センター主催)にて、トークセッションゲスト登壇および講師を担当。
所属学会(2026年4月現在)
事業承継学会/日本ベンチャー学会/企業家研究フォーラム/組織学会/日本中小企業学会/日本経営倫理学会/日本評価学会/日本公共政策学会/日本読書学会/日本時間学会/日本ヒューマンケアリング学会/プロジェクトマネジメント学会
外部リンク
researchmap: [作成後に追記]
ORCID: [作成後に追記]
Google Scholar: [作成後に追記]